無農薬・減農薬を目指すため

無農薬・減農薬栽培を目指すためには

病害虫の防除を考える前に作物の病害虫はどのようなときに発生が多くなるか
作物を健全に丈夫に育てれば病害虫がつきにくくなるとよく言われます(圃場の環境・天候にも左右されますが)
土壌の物理性(通気性・保水性)生物性を重視し微量要素・特に3要素(カルシュウム・マグネシュウム・カリウム)のミネラルバランスを整え丈夫に育てることを考えます
その上で防除をしていきます

防除効果をあげるため、無農薬・減農薬栽培を目指すために

1. 病害虫が発生してからではなく・予防を中心に散布
2. 散布は全体にかかるように散布
3. 病害虫は新芽・新葉につきやすい
4. 病害虫の発生が目についたら多発と見たほうがいい、倍率を濃くする
5. 発生が見られたら、様子を見ながら3日に1回程度たっぷり散布
    害虫は早ければ3日でかえってしまう
    水量不足で効果が上がらない場合がある
6. 散布機器を考える、攪拌・水のクラスターを小さくするようにする
    クラスターが大きいと流れてしまい効果が上がりにくい
    噴霧器の噴口は定期的に交換する、おすすめはセラミック噴口
7. 病害虫の発生が見られたら展着剤の併用が効果大
       展着剤はいろいろ種類がありますので注意書きを調べるか
   少量でテストしてから併用してください
8. 圃場環境を整え、物理性・生物性を重視する
9. 生物性(微生物)善玉菌を十分はびこらせる
    微生物は病害虫の忌避効果も表す
10. 重要なことですが、ガスの出る肥料(化成肥料・未熟の有機)は出来るだけ避ける

*漢方農法では上記のようなことに注意しています